月神「月読尊」(ツキヨミノミコト)は、食物を管理する「保食」(ウケモチ)という神を殺害する荒ぶる悪神として表されます。
姉の日神「天照大神」(アマテラスオオミカミ)は弟ツキヨミの行為に激怒して勘当し、以後、太陽と月は昼と夜に別れて住むようになったという「日月離反」の発祥です。殺害されたウケモチの体からはたくさんの穀物が生まれ、それらはアマテラスによって人間にもたらされます。そのためツキヨミ(月)は悪神とされながら、人間に食をもたらした恩人であるという二律背反する存在であったのです。
松前健という方が「月」について雑誌にて発言していたのを抜粋しました。当人の著書は「古代信仰と神話文学」「日本の神話と古代信仰」他多数あるようです。
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