ラグナロクが始まると、全ての神々や巨人族達がこの地に集い決戦する。
運命の時ラグナレクにおける宿命的な決戦場。その広さは100ラスタ四方、或いは400〜500マイル四方と伝えられる。伝承を整合的に理解すれば、ヴィーグリーズの野とはオースコープニル島内の地名と云うことになる。
ムスペルに住む炎の巨人達は虹の架け橋ビフレストを渡ってこの地に進軍しようとするのだが、橋は彼らを支え切れずに崩落してしまう。だが、それでもムスペル勢の進撃は止まらず、敢えて河を渡ってやってくる。
怪狼フェンリルは縛を離れ、イェルムンガンドルもこれに呼応して怒濤と共にこの地に押し寄せてくる。アース神達の積年の宿敵である霜の巨人達も、この時の津波で進水を果たした巨船ナグルファルに総員乗り込み、フリュムに率いられてやってくる。ロキもまた冥府ヘルの住人達を引き連れて、巨人陣営に姿を現す。
アース神の側も、オーディンを先頭に、トールが轡を並べ、以下続々と馬を進めてくる。先陣の二者の他、フレイ、チュール、ヘイムダルと云った面々が、この地で展開する凄絶な大乱戦の華と散ることになる。
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